馬券の種類と買い方２

千獲一金の初心者の為の競馬教室　　～馬券の種類と買い方②～

　 1R、惜しくも？外したマリンちゃんは早速新聞に見入っている。そんな時１Rの払戻金がターフビジョンに映し出された。馬連で6210円、馬単は13220円の万馬券だった。

マリン「単勝じゃなくて、馬単にすれば良かったわ。ちょっと後悔ね。」
一金「単勝が当たらないようでは、馬単は当たらないんだよ。1着馬と2着馬を的中させるのが馬単なんだから。」
マリン「それもそうね、でも単勝と馬単では随分配当が違うわ。単勝が1900で、馬単が13000円でしょう。」
一金「１Rは16頭出走してたよね。そのうち１頭を軸に全部に流したつまり１５通りの馬単を買うのと、その１頭の単勝を買うのは、同じ意味だと思わない？」
マリン「そっか～。そうね同じ事よね。例えば今のレースで言えば、⑤の単勝を１５００円買えば、２８６５０円になって、馬単を１００円ずつ１５点同じく１５００円分買っても、１３２２０円にしかならないのね。て事は単勝のほうが儲かるわ。」
一金「相変わらずお金の計算が早いね。そういう事だよ。ただ、実は馬単は総流ししなくてもいいんだ。絶対に来ない馬は消しちゃって、相手をせめて半分ぐらいに絞れば今度は馬単の方が、儲かる馬券になるんだ。」
マリン「何となく解ってきたわ。じゃ２レースは馬単がいいか、単勝がいいか検討してみるわ・・・・・なんか、このレース、ヘンな名前の馬が多いと思わない？サボールマスターから始まって、カレガスキ、ガンバルマン、最後はテンカタイヘイだって、なんかふざけてるわ。」
一金「確かに・・・・、ヘンな馬名を好む馬主はいる。ナゾとかワナなんてのもいるし、ウォーニングムスメやオトハチャン、フォレストガンプもいたな・・・・カミサンコワイはまだデビューしてないかな。」
マリン「よくそんなの知ってるのね、流石だわ。もしかして、馬の名前皆知ってるの？しかしみんな弱そうね。」
一金「全部の馬の名前なんて知らないよ。強い馬、特に自分が馬券的中した馬なんかは自然に覚えてくるものだよ。ところでこのレース１番人気はその⑮のテンカタイヘイだよ。」
マリン「単勝１.５倍って、全然つまんないわ。こんな時は馬単ね！」
一金「そうだね馬単で狙うのはいいと思う。中山の１８００ダート、単勝は１倍台、鞍上は柴田善、しかも先行馬だから堅そうだ。」
マリン「ちょっと何言ってるの？鞍上とか、先行馬とか、柴田とか何言ってるか解んないわよ。でもなんか３着-２着と来てるから、今度は1着よねきっと・・・・」
一金「そう、そんなんで良いんだよ予想は。マリンちゃんはセンスがいい。問題は相手探しだ。２番人気⑫との組み合わせでは5倍しかつかない。」
マリン「それじゃつまんないわ、せめて20倍はつかないと・・・②、⑤、⑦、⑨この馬を2着にしよう！」

（ファンファーレ・１回中山２日１Ｒスタート）

マリン「うわー強い強い、⑮すごいわ～、2着は黄色いヘルメットじゃなくて帽子よ。あれ⑨じゃない。あたり？あたり！あったった～やった～～～～♂※△○＠∞×」
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【結果】
1着⑮、2着⑨、3着⑫　馬単￥2180円
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一金「おめでとう！良かったね。さすがに勝負師だね。恐れ入りました。」
マリン「これが2万円になるのね、うれし～（ニコニコ）。ところで一金さんの馬券は？」
一金「ハズレでした。馬単の1点勝負だったけど、相手は5着かな。」
マリン「そう、それは残念ね。お昼でもご馳走しようか？」
一金「はぁ、それはどうも・・・・・・（く、く、くやしい・・・）」